「恋人のどこが好き？」と聞かれて、すぐに答えが出る人もいれば、なかなか答えが出ない人もいる。一見すると、パッと答えが出る方が良いと思う人も多いと思うが、答えがすぐに出ないからと言って愛情がないわけではない。
相手の好きなところがあり過ぎると、答えがすぐに出なくても当然である。大切なのは、どんな答えを出すかどうかだ。
好きな場所が変化してしまう可能性に注目
「優しいところが好き」と答える人は多いが、優しい＝優柔不断にもなる。長く付き合っていくと、優柔不断なところが嫌になってしまう可能性も大いに考えられる。
「仕事ができる」と答える人は、その人の仕事に対しても好意があると見える。相手が仕事を辞めたとき、仕事で失敗したとき、なかなか出世しないなど、仕事に関するネガティブな状況が続いても好きと言えるだろうか。
「かっこいい、素敵」と答える人はどうだろうか？見た目も重要だが、当然ながら自分自身の好みも変わってくる。恋愛がスタートしたときは容姿に魅力を感じていても、時間が経過すると魅力を感じなくなるのは仕方ない。
長続きするカップルの答えとは
長続きするカップルは、将来的にも相手の好きな場所が変化しない答えを出す人だ。
「自分の両親を大切にしてくれる」と答えた人は、自分が年を取って親も年を取ったときに大切にしてくれるのが分かる。
「一緒にいて疲れない」と答えた人は、一緒にいることに感覚的な居心地の良さを覚えている。
「努力をする姿勢が好き」と答えた人は、相手の根本的な性格を好きになっている。失敗しても努力する姿勢が見えれば幻滅したりはしない。
このように、将来的に変わらない部分を好きと答えた人は長続きするだろう。
恋愛は最初のうちは楽しいが、時間が経ってくるとマンネリ化もしてくる。そんなとき、相手のどこが好きかによって元に戻れるかどうかが変わってくる。パートナーがいる人は、今一度相手の好きなところを考えてみよう。
