ゲイの出会いツールとしておすすめするのがゲイアプリです。ゲイアプリは出会いアプリの中でもゲイに特化したアプリで、ゲイ同士の出会いをサポートしてくれます。
スマホでゲイアプリを検索すると、ゲイアプリがたくさんあることに気付きます。これまでゲイアプリを使ったことがない人や、過去にゲイアプリで失敗したことがある人の中には、「どのゲイアプリを使っていいのか分からない」という人もたくさんいると思います。
初心者や信頼性を重視する人におすすめするゲイアプリとして「Grindr」があります。Grindrはアメリカやヨーロッパで圧倒的なユーザー数を誇るアプリですが、日本人にも愛用者がたくさんいるアプリです。
今回はGrindrの特徴や使い方について解説していきます。
Contents
Grindr(グラインダー)の基本情報
Grindrの基本情報は次の通りです。
アプリをリリースした国 | アメリカ |
サービス開始年 | 2009年 |
料金 | 無料(※有料会員もある) |
ユーザー数 | 100万人以上 |
利用者の特徴 | ガチムチ、ジャニーズ系など幅広い、外国人が多い |
安全性 | 高い。過去に大きなトラブルもない。 |
利用条件 | 18歳以上のゲイもしくはバイ |
Grindrは無料で利用ができるアプリですが、有料会員になって機能を増やすことも可能です。Grindrといえば、ゲイ向けの出会い系アプリの先駆的存在ですが、時代の流れとともに柔軟にサービスを変化させてきました。
以前はゲイオンリーのゲイアプリでしたが、最近はトランスジェンダーの男性や女性も気軽に利用できるようになっており、ユーザー自身が自分のジェンダーを選べるようになっています。
GrindrはLGBT向け最大のソーシャル・ネットワークとしてトランスジェンダーの男性や女性、性的な境界があいまいなユーザーに利用されてきたこともあり、トランスジェンダーフレンドリーで安全な場所になるようにアップデートしてきました。
また、2009年にアメリカでリリースされたアプリですが、2016年に中国のゲーム会社が買収した経緯があります。アメリカのゲイアプリとしてのイメージが強いですが、現在は中国のゲイアプリです。2019年1月から3月にかけての3か月間でGrindrの売り上げは5億5300万人民元(日本円で約84億8,094万円)となっていて、かなり大規模なソーシャルネットワークサービスになっています。
Grindrで出会うために位置情報機能を活用しよう
最近のゲイアプリにはGPS機能が搭載されていて、位置情報を使って出会う方法もあります。位置情報を利用して出会うメリットは、自分の近くにいるゲイを探せることや出張先や旅行先にいるゲイと出会えることです。
ゲイアプリの位置情報機能を活用する場合、月額課金をしなければ利用できないアプリも少なくありません。無料会員だと位置情報サービスの利用に制限がかかって使いにくい、と言ったケースもあります。
しかし、Grindrは完全無料で位置情報機能の利用ができるため、お金をかけずに気軽に近くのゲイと出会うことができます。表示できる人数に制限がかかることもなく、自分から近い順にユーザーを表示させることができます。
Grindrの位置情報機能を使って出会うメリットについていくつか紹介します。
運営会社がしっかりしているので安心
位置情報を利用して出会えるアプリはたくさんありますが、運営元がしっかりしてないと個人情報を悪用されるリスクやトラブルに巻き込まれるリスクがあります。
「Grindrの位置情報機能を使っても大丈夫?」と不安に感じる人もいるかもしれませんが、Grindrは世界的に有名なゲイアプリであり、運営会社の信頼性も非常に高いです。ユーザーが安心して利用できるように悪質なユーザーのチェックをしていて、業者に騙されるリスクも小さいです。
海外製のアプリなので不安に感じる人もいるかもしれませんが、ユーザーが安心して利用できるようにセキリュティやプライバシー管理を徹底しているので不安に感じることなく位置情報機能を使って出会うことができます。Grindrは開発されてから10年以上も経つゲイアプリですが、現在においても人気が衰えないのはトラブルが少ないのも理由と言えるでしょう。
サクラが少ない
ゲイアプリによってはGPS機能を使った場合に、明らかに人が少ないようなエリアに多くのユーザーがいるように表示されるケースもあります。
ゲイアプリの利用者が増えていると言っても、一般的な異性との出会いを目的とした出会い系アプリに比べるとアクティブユーザーは多くありません。人が少ないエリアに多くのユーザーが表示されるのであれば、それはサクラや業者が表示されている可能性が高いです。
Grindrに関しては、人が少ないエリアで利用してもユーザーが多く表示されることはなく、人が多いエリアになればなるほど表示されるユーザー数が多くなります。また、Grindrは日本人ユーザーよりも外国人ユーザーが多いため、日本より海外の方が表示されるユーザー数は多くなりやすいのが特徴です。
住んでいるエリアによっては「思ったよりもユーザーが少ない」と感じてしまうかもしれませんが、サクラや業者に騙されるリスクを考えると正直にユーザーを表示してくれる方が安心できます。
他のユーザーに自分を表示させるかどうかを自分で決められる
Grindrの位置情報を利用することによって今自分の近くにいる人と出会うことができますが、近くにいるユーザーが分かるように他のユーザーからも自分の存在が分かります。
中には「知り合いにゲイアプリを利用しているのが知られては困る」という人もいるかもしれませんが、周囲にゲイアプリの利用を知られて困る場合は近くのユーザーに自分を表示させないことも可能です。
自分の情報を公開すれば他のユーザーから連絡がきやすくなるため、どんどん出会いの確率を高めていきたいのであれば自分の情報を公開するのがおすすめです。ちなみに、自分が公開できる情報としては自分の写真やプロフィールなどがあります。
位置情報機能を利用して表示された他のユーザーの中に自分が気になる人がいれば、相手の写真をタップしてすぐにチャットができます。Grindrは180カ国で使用されているゲイアプリですが、これだけ多くの国で利用されているのは言語の壁がないのも理由と言えるかもしれません。
位置情報機能は簡単に使える
Grindrで位置情報機能を使うのは難しくありません。スマホに内蔵されているGPS機能を使って出会うことができます。GPSの機能が上手く作動しない場合は、基地局の位置情報を代用するようになっています。
また、GPS機能が搭載されていない端末を利用する場合も通信環境があれば、位置情報を割り出すことができます。
ユーザーによっては相手までの具体的な距離が表示されないケースもありますが、特定のユーザーの位置が表示されない場合は自分の端末が原因になっているのではなく、他のユーザーの設定に原因があるケースもあるので注意してください。
相手との距離は「画面右上のプロフィールボタン→プロフィールの項目にあるディスタンス」で設定ができます。もしオフになっている場合は相手との距離が表示されないのでオンにして確認してください。
言語の壁があまり感じられない
Grindrは外国人ユーザーが多いゲイアプリなので、ゲイの外国人と交流してみたい!外国人が好み!という人におすすめのアプリです。
Grindrに限らず、外国人ユーザーと気軽に交流ができるゲイアプリはたくさんあります。しかし、多くの日本人ユーザーは言語の壁につまずいてしまって、なかなか外国人ユーザーと関係を築けません。
その点、Grindrは地図で自分の居場所を相手に送ることや相手をブロックすること、写真を簡単に送付できるなど言葉が通じなくても外国人ユーザーと簡単にやりとりできるメリットがあります。
位置情報機能が簡単に使えるだけでなく、やりとりも簡単に行えることで外国人ユーザーと気軽に交流できるのはGrindrのメリットです。
メッセージのやりとりが面倒な人はTaps機能がおすすめ
Grindrも他のゲイアプリと同様でメッセージのやりとりを通して関係を深めていきます。
メッセージのやりとりが楽しいと思う人もいれば、メッセージのやりとりが面倒に感じる人もいるでしょう。また、相手もメッセージのやりとりが好きとは限らず、メッセージを送りすぎると迷惑に思われるかもしれません。
Grindrでメッセージを送るのが面倒、苦手と感じる人は、Grindrに搭載されているTaps機能の利用をおすすめします。Taps機能は簡単に説明すると相手にスタンプのようなイイねが送れる機能で、メッセージのやりとりをせずに相手に自分の気持ちが伝えられる便利な機能です。
Tapsには以下の3種類のスタンプがあります。
・気軽にメッセージをしようという意味の「Hi」
・セクシー!タイプ!という意味の「炎のマーク」
・今すぐやりたいという意味の「デビルマーク」
この3つのスタンプを上手く活用することでチャンスを増やせるかもしれません。
たとえば、Grindrで気になる人がいる場合にいきなりメッセージを送るのが恥ずかしいという人は、Hiというスタンプを送ってみましょう。相手からHiというスタンプが返ってきたらメッセージのやりとりをしても良いというサインになるのでメッセージを送ります。
写真を見てセクシー、タイプということを伝えたい場合は炎のスタンプを送ります。Hiのスタンプに比べると性的なニュアンスが少々含まれますが、あなたに興味があることを伝えられます。相手から同じスタンプが返ってくれば、やり取りを通してマッチングする可能性は高いです。
今すぐやりたい!という場合はデビルマークのスタンプを送ってみましょう。「メッセージでやりたい」と伝えるのは抵抗があっても、スタンプなら軽く気持ちを伝えられます。
GrindrはTaps機能があるおかげでやりたい!という気持ちを簡単に伝えることができるので、体や遊び目的で利用しているユーザーも多いです。
Taps機能は言葉が通じなくても相手に気持ちを簡単に伝えることができるので、外国人ユーザーとのやりとりにも向いています。
Grindrは表示された人をタップするだけで簡単にメッセージを送ることができる機能があるので、スタンプのやりとりをした後にすぐメッセージに切り替えられるのもグッドです。
ただし、ユーザーの中にはスタンプのやりとりを嫌うユーザーもいるので、スタンプを送っても反応がない場合に改めてスタンプを送るような行為はやめましょう。また、いきなりデビルマークを送るのも相手によっては不快に感じるので、まずはHiや炎のスタンプなどを使うのがおすすめです。
細かくタイプを選びたいならフィルター機能を活用しよう
Grindrは検索機能が充実していて、アプリを起動してプロフィール登録画面の下部にあるフィルターを使用すると対象年齢の設定ができます。
フィルターを設定したら、フィルター対象外のユーザーアイコンが見えにくくなるだけでなく、対象外のユーザーから自分も見えにくくなります。
フィルター機能を活用することで、自分のタイプを絞って相手を探すことができるわけです。また、ゲイアプリを利用する人の中には具体的に「○○歳くらいの相手がいい」という人もいるでしょう。年齢を絞って相手を探したい人には年齢フィルターの利用がおすすめで、対象年齢の設定が可能になります。
年齢に関するフィルターは後から変更ができるので、最初はストライクゾーンを狭くして相手が見つからない場合は年齢の幅を広げていくとよいでしょう。
また、フィルターをかけてタイプの相手が見つかっても、他のユーザーに偏移してしまうと後から探すのが難しくなってしまいます。せっかく見つけたユーザーを見失わないためにも、お気に入り機能を使って登録しておくと便利です。
「お気に入り登録したことは相手に知られないの?」と疑問に思うかもしれませんが、お気に入り追加したことは相手ユーザーに知られないので安心してください。フィルターをかけて、その中で気に入ったユーザーをお気に入りに登録し、後からゆっくり選ぶのもおすすめです。
お気に入りに登録したユーザーにスタンプやメッセージを送っても、反応がないケースや返信が途中で止まってしまう場合もあります。このような場合は縁がなかったと諦めることをおすすめします。お気に入り機能は簡単に登録できるだけでなく解除も簡単です。
ユーザーからしつこくメッセージが来る場合やタイプではない相手からの連絡に応えたくない場合はブロック機能が有効になります。ブロック機能は1人ずつ追加できますが、解除するときは一斉解除になってしまう点に注意してください。
ブロックもお気に入り機能と同じく、相手に通知が届くこともなければ相手がブロックされたことにも気づきません。これらの機能は気軽に利用できるメリットがありますが、お気に入りの登録者やブロックの人数が増えてくると管理が大変になるので注意してください。
表示される人が同じ場合の対処法
Grindrは他のゲイアプリと違って、簡単に登録してさまざまな機能が使えます。
アプリを起動するとさまざまなユーザーが表示されるので、表示されるユーザーの中から好みの相手が見つかればスタンプやメッセージを送るのがコツです。
しかし、長期的にGrindrを使っていると表示される人が同じような人ばかりになり、他のユーザーを見る機会が少なくなっていきます。タイプではない人をブロックして表示させなくする方法もありますが、いちいちブロックするのは面倒!と感じる人も多いでしょう。
このような場合はアプリを一度消して、新しく登録してみるのもおすすめです。ゲイアプリによっては登録が面倒で、再登録するのに手間がかかりますが、Grindrは簡単に登録ができて手間もかかりません。
再登録するとフレッシュフェイスとして登録されるため、以前とは違うユーザーが表示されるようになります。もちろん、何度登録を解除してもペナルティや問題はありません。
再登録することによって、今まで遠くに住んでいて連絡を取る機会がなかったようなユーザーでも自分のプロフィールに表示される場合があります。Grindrを使ってなかなか出会えない!という人には再登録もおすすめです。
ただし、有料会員になっている場合は再度登録をし直す際に有料会員が利用できる機能が使えないので注意してください。
有料会員のメリットは?
Grindrは無料会員でも機能が充実しているので、無料会員のまま出会う人も少なくありません。無料会員でも特に問題はありませんが、有料会員になることによって機能をグレードアップできます。
有料会員には以下のようなメリットがあります。
・広告なし
・ユーザーを一度に最大600人表示
・オンラインのユーザーのみを表示
・写真付きのユーザーのみを表示
・ブロックやお気に入りの制限なし
・すべてのプレミアムフィルタにアクセスできる
・保存したフレーズを使ってチャットができる
・複数の写真を一気に送信
このように無料会員に比べると機能がかなりグレードアップされているのが分かります。Grindrを無料で利用ができるのはアプリを起動すると表示される広告があるためですが、ユーザーの中には広告がいちいち表示されて煩わしいと感じる人も少なくありません。
有料会員になることでGrindrは会費から運営費をカバーできるため、広告の非表示が可能になるのです。また、オンラインのユーザーのみを表示させる機能や写真付きのユーザーのみを表示させる機能などは、アクティブユーザーを探す上で役に立つ機能となります。
ブロックやお気に入りの制限なしも、Grindrを積極的に活用しているユーザーにはメリットが大きいと言えるでしょう。
ただし、これらの機能は無料会員でも利用できる既存の機能をパワーアップさせたものであり、無料会員で利用して物足りなくなったときに移行するのでも十分です。最初から有料会員になる必要はなく、無料会員で利用してみて機能をパワーアップさせたい場合に有料会員になるとよいでしょう。
写真のアップに注意
Grindrには、「今すぐやりたい!」という機能があるように体目的で利用する人もたくさんいます。すぐにやりたいという理由でプロフィール写真を卑猥な写真に設定するユーザーも多いですが、アップされる写真は厳しく審査されており、内容によっては通らないので注意してください。
Grindrのガイドラインでは以下のような写真が禁止されています。
・ヌード、ポルノ
・セックス、玩具
・下着ショット
・性器の形状が分かるような写真
・セックス行為
・股ショット
このようにGrindrでは意外と多くの写真が禁止されているので、これらのルールに反さないように写真を選ぶ必要があります。ただし、水着写真については文脈によっては許容されています。少しでも露出が多い写真をプロフィール写真に設定したいのであれば、海辺やプールサイドで撮影した水着写真の利用がおすすめです。
また、卑猥な写真でなくても著作権がある写真やイラストを使用していると削除されるので注意してください。他のゲイアプリでも同様のことが言えますが、プロフィール写真は他のユーザーに注目されやすいため、他の人が見たときに不快にならないような写真に設定するのが望ましいです。
Grindrに登録して利用する場合は、アプリのガイドラインをチェックしておくと安心です。
まとめ
Grindrは初心者にもおすすめの安心できるゲイアプリです。
海外でリリースされたゲイアプリということもあり、日本人だけでなく外国人のゲイユーザーと関わりが持てるメリットもあります。外国人が好きな人や、海外旅行や出張先でゲイと遊びたい人はぜひ登録しておきたいアプリです。
もちろん日本でも人気が高いゲイアプリなので、日本人ゲイと交流するツールとして利用することもできます。また、フィルターをかけて詳細な検索ができるので、自分のタイプの相手をピンポイントに探せるのもメリットです。
多機能でありながら無料で利用できるのも最高です。ぜひ、ゲイとの出会いを求めている方はGrindrの利用をおすすめします。