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若いゲイに人気のSNSインスタ。その実態とは

若い世代を中心に人気を集めている「Instagram」。プライベートやビジネスなど、利用する目的はさまざまだ。使い道が多いSNSの1つだが、近年はインスタいじめと言って、Instagramの中でいじめが多発している。

ネットいじめで多いのは、1位がインスタグラム、2位がフェイスブックだ。ネットいじめの主流は掲示板からSNSになりつつある。インスタいじめと聞いて、違和感を覚える人もいるかもしれない。しかし、多くの現代人のメインコミュニケーションツールとなりつつあり、いじめが起こっても不思議ではない。

日本においても、加害者がストーリーズに知人を暴行する動画がアップされるなど、いじめに関連する事件も多く起こっている。

被害者の写真を使い、アカウントをつくるいじめも少なくない。「喫煙や飲酒をしている感じの写真を作られて、学校で問題になりかけた」という話しもある。

自分が何をしなくても、勝手に悪用されてしまうのがSNSの怖いところだ。

いじめを防ぐ2つの機能

こうしたSNSいじめを受け、Instagramではいじめを未然に防ぐための機能を2つ追加する予定だ。1つは他人を傷つける可能性があるコメントをAIがチェックし、事前に通知する仕組みである。投稿する前に、自分が投稿する内容を確認させて、いじめにつながる投稿を抑制するのが狙いだ。

もう一つは、いじめの加害者に知られることなく、相手のアカウントのコメントを投稿者のみの表示に設定し、相手に対して自分がオンラインであることや、DMの既読を通知しない機能だ。フォローやブロック機能を使うと、相手との間で確執が生れる。それを防ぐためにも、効果的な機能だ。

SNSの今後

Instagramは、もともとキレイな写真を投稿し、閲覧・共有するためのツールだ。今ではいいね欲しさに躍起になる人が増え、本来の目的を忘れつつある。

SNSを使っている以上、子供も大人もいじめの加害者や被害者になる可能性がある。もちろん上手に使えば、この上ない便利なツールであるため、正しく利用しよう。