叶えたい夢がある!でも、お金が全然足りない…。
そんな悩みを抱えていないでしょうか。
お金が足りないという理由だけで夢を諦めてしまうのは勿体ないです。
叶えたい夢にお金がかかるなら、クラウドファンディングを利用して資金の調達ができる場合もあります。まずは、クラウドファンディングについての理解を深めましょう。
今回はクラウドファンディングについて解説していきます。
Contents
クラウドファンディングとは
クラウドファンディングとは、群衆という意味の(crowd)と資金調達という意味の(funding)を組み合わせた言葉です。
インターネットを利用して自分の活動や夢を発信して、自分の考えや夢に共感してくれた人から資金を集めるのがクラウドファンディングになります。
叶えたい夢が資金面で困難だとしても、クラウドファンディングで発信すれば共感してくれる人が現れて資金を集められるかもしれません。
「自分には難しそう」と感じるかもしれませんが、クラウドファンディング専用のサイトを利用することで簡単にクラウドファンディングを始めることができます。
クラウドファンディングの歴史
クラウドファンディングという言葉は近年になって聞く機会が増えましたが、人々から資金を集めて夢を実現するという手法は昔からありました。
日本では2011年にクラウドファンディングサービスが開始されて、資金集めの方法として今日に至るまで多くの人が利用してきました。
寄付行為にも似ていますが、クラウドファンディングはお金の使い道がより具体的になっているため、内容次第では多くの資金を集めることができます。
クラウドファンディングサービスを運営する会社も昔に比べるとかなり増えており、利用者がいろいろなサービスを比較して選択できる時代になっています。
最近の流れとしてはやりたいことと目標金額を設定して、目標金額に達したら資金を受け取れる仕組みです。ただし、全額が集まらない場合は資金が返却される仕組みになっています。
お金が集まる人とそうでない人の違い
クラウドファンディングに登録してプロジェクトを立ち上げたからと言って、必ずしも資金が集まるわけではありません。サイトに登録をしても、自分の思いに共感してくれる人が集まらなければ資金は集まりません。
クラウドファンディングでお金が集まる人と、集まらない人にはどのような違いがあるのでしょうか?
クラウドファンディングでお金を集められる人は、プロジェクトオーナーの魅力が非常に重要で、その最もは「価値」と「信用」がある人です。
人の「価値」は、特技や知識がある人の事ではありません。日々、誰かのために活動していたり「ありがとう」とたくさん言われる人です。また、そのような人は「信用」も同時に積み重ねています。
この「価値」と「信用」積み重ねをしている人ほど、人から「応援」されて、クラウドファンティングで資金が集まりやすくなります。
プロジェクトへの熱量
クラウドファンディングで多くの資金を達成したプロジェクトの中には、「こんな内容でこんなにお金を集められるのが不思議」と思うようなものもたくさんあります。
クラウドファンディングで大切なのは、プロジェクトに対する「熱量」も重要です。
自分が出資する側になって考えると分かりやすいですが、知らない人のプロジェクトに自分の資金をつぎ込むなら、少なくとも明確な「意志」と「熱量」を持っている人が良いですよね。
「熱量」と言われるとピンとこないかもしれませんが、SNSやYOUTUBEなどを使って積極的に発信していくと自然と「熱量」も伝わっていくものです。
もちろん、アイデアが良くても、クラウドファンディングのサイトにすべて投げているような状態だと資金は集まりません。
「本気で夢を叶えたい!そのためにも資金が必要!」
という明確な理由でクラウドファンディングを利用する人ほど資金は集まります。
使えるクラウドファンティングのプラットフォーム
クラウドファンディングは専用サイト(プラットフォーム)を利用して行いますがプラットフォームにはさまざまな種類があります。
ここでは、おすすめのプラットフォームを紹介します。
CAMPFIRE
購入型クラウドファンディング年間支援プロジェクト成立件数トップを誇り、日本最大級のクラウドファンディング・プラットフォームです。募集終了が近いプロジェクトはプロモーションしてくれるなどかなり手厚いサービスがあります。
ENjiNE(エンジン)
チケット購入型のクラウドファンディングプラットフォームで、チケットは他の人に譲渡できます。日本でも利用者が非常に多いLINEの公式パートナーであり、さまざまな人にプロモーションできるメリットがあります。
ゲイのクラウドファンティングの実例
クラウドファンディングを活用して夢を叶えたLGBTはたくさんいます。
ここでは、いくつかゲイのクラウドファンディングの成功実例を紹介します。
新宿二丁目の「ゲイコミュニティ」を研究した博論を出版したい
新宿2丁目のゲイコミュニティについて研究をした博論を書籍化して、2丁目について理解を深めてもらいたいというプロジェクト。
目標金額110万円でしたが、プロジェクト開始から一週間で目標に達成しました。
日本一!?LGBTフレンドリーな田んぼで育てたお米を届けたい
日本一LGBTフレンドリーを目指した農家をプロデュースし、そこで取れたお米を届けるためのプロジェクト。
目標金額は150万円でしたが、支援の輪が広がって250万円近い資金が集まっています。
日本一!?LGBTフレンドリーな田んぼで育てたお米を届けたい
ピンクドット沖縄でゲイカップルの人前結婚式を挙げたい!
沖縄のテンブス館前広場でゲイカップルの結婚式を挙げるというプロジェクト。
およそ70人の支援者が集まり、合計68万2000円の資金を集めています。
やりたい事や夢をクラウドファンティングで実現させる!
クラウドファンディングが普及したことによって、さまざまな人が自分の夢を実現できるチャンスが増えました。
ゲイやLGBT関連のプロジェクト成功例も多く、プロジェクトを開始してからすぐに目標達成するケースも少なくありません。
クラウドファンディングで自分の夢を実現するためにも、まずは身近な人に支持してもらえるプロジェクトを目指しましょう。
クラウドファンディングはいろいろな人から資金を集めるため、身近な人に支持してもらうだけでは足りないのでは?と思うかもしれません。
しかし、いきなり多くの人から支持を得ることは難しいかもしれません。
身近な人が支持してくれたら、その人が他の人に伝えて、そこで共感した人から知らない誰かにつながっていくのが理想の流れになります。
身近な人ほど応援したい!という気持ちも強いため、まずは自分自身の考えや思いを信頼できる人に伝えてみましょう。
また、クラウドファンディングで資金を集めるなら、クラウドファンディングの仕組みやルールをきちんと理解しておくことが大事です。せっかく資金を集められそうなプロジェクトでも、発信の方法や利用するプラットフォームが原因で資金が集まらないかもしれません。
クラウドファンディングを利用したからと言ってプロジェクトが実現するとは限らず、企画倒れに終わってしまう可能性もあります。クラウドファンディングを利用する人は昔に比べて増えているので、どんなに内容がいいプロジェクトでも埋もれてしまう可能性もあります。
「クラウドファンディングを始めたので、絶対に資金が集まる!」わけではないので、多くの人に共感してもらえる企画や自分自身の熱意をしっかり伝えることが大事です。
クラウドファンディングで支援が集まりやすいのは、プロジェクトを立ち上げた人の魅力と、個性がある企画になります。セクシャルのマイノリティのLGBTは、その点で考えるとクラウドファンディングには強いです。
資金が足りないと夢を諦めてしまう前に、クラウドファンディングに挑戦してみてはいかがでしょうか。