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ゲイも住み放題の時代へ「ADDress」とは!サブスクリプション型の多拠点居住のシェアサービスに迫る

「パソコンだけで生計を立てている!」という人は、現代社会において珍しくない。「ADDress(アドレス)」は、登録拠点であれば、どこでも住み放題になるサブスクリプション型の多拠点居住のシェアサービスとして注目されている。

ADDressの仕組み

ADDressは、ライフプランに応じて生活拠点を気軽に変更できるシステムだ。働き方が多様化する現代において、利用したいニーズも多いサービスでもある。

たとえば、全国にいくつかの拠点があるとしよう。それぞれの拠点の個室は確保しつつ、リビングやキッチン、トイレなどはシェアハウスのように共有する。空家や別荘を活用することで、コストを抑えつつ、リノベーションで快適な空間が作れる。

光熱費、Wi-Fi、共有の家具、アメニティ、共有スペースの清掃など、すべて含めても月額4万円程度とかなり安い。地域のコミュニティにも上手く溶け込むことができれば、会員同士や地域住民との交流の機会にもつながり、新しいビジネスチャンスが得られるかもしれない。

データ出典:ADDress

ADDressの利用に関して

ADDressの利用ができるのは、特定された会員のみだ。事前に公的書類で本人確認を行い、反社会勢力との繋がりなども調査される。旅館やホテル、民泊、ゲストハウスなどが居住空間を提供する。

移住はしてみたいけど、という人もお試し期間として利用してみるのも良いだろう。

拠点はどんどん増えており、京都、福岡、宮崎、熊本、鹿児島など、西日本エリアにも展開している。屋久島にも新しい拠点が増え、離島という特徴的な拠点も増やしている。

人口減少に悩む地方や離島の経済の起爆剤になる期待感もある。

データ出典:ADDress

会員契約については年間、または月ごとの契約になる。会員期間中であれば、いつでも自由に登録拠点の変更ができるのは、サブスクリプションのサービスならではと言えるだろう。

基本的な居住環境が整っているため、新しく何かを用意する必要はない。ADDressのような仕組みは需要が伸びると予想されるため、今後の展開にも要注目だ。