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タバコ吸うゲイ必読!アメリカで喫煙年齢を21歳に引き上げ。電子たばこの人気を抑制

米議会はアメリカ内でたばこと電子たばこの購入が可能になる年齢を18歳に引き上げる法案を可決した。若者の間で高まる電子たばこ人気の抑制が目的となっている。たばこの購入可能年齢の引き上げは、連邦予算案の一環として米上院により可決された。

■すでにたばこ・電子たばこの購入可能年齢を21歳以上に定めている州もある

アメリカの50州のうち19州とワシントンでは、すでにたばこ・電子たばこの購入可能年齢を21歳以上に定めている。アメリカの青少年の間では、電子たばこの人気が上昇し、たばこだけでなく、アルコールからも電子たばこに移行する流れがある。

■電子たばこの健康被害

電子たばこが普及した当時は、そこまで健康被害について語られることはなかった。しかし、電子たばこで重篤な呼吸器障害を引き起こしてしまい、一時は生命の危機に陥ってしまった症例報告も出ている。

電子たばこを吸った後、急性好酸球性肺炎になった患者もおり、白血球の一種でアレルギー反応を抑制するが、アイコスに含まれる物質が劇症のアレルギー反応と好酸球の活性化を促したとされている。

たばこ製品から出ている物質は全部で7000種類以上もあり、そのすべてについて分析や健康被害が明らかにされているわけではない。電子たばこの歴史は短く、長期的に吸うことによって現れる身体への影響も懸念される。

また、アメリカでは電子たばことの因果関係が指摘される死亡者が50人、2500人以上が症状を訴えている。

■今後も規制が強まる可能性

ただし、今回の措置はトランプ大統領が発表した措置よりも小さく収まっている。トランプ氏は一時、フルーツメンソールやフレーバー付きたばこの販売禁止を表面していたが、これらについては撤回している。たばこ産業は国の経済にとって欠かせない存在というのも大きい。

日本でも未成年の電子たばこは禁止されているが、健康被害が新たに見つかるようであれば、さらに規制が厳しくなる可能性も高い。