「思考力」は、これからの時代を生き抜くために欠かせない力だ。さらにレベルアップ、スキルアップするためにも何をすればいいのだろうか。経営者に限らず、ビジネスパーソンに必要とされるのは思考力や実行力である。特に経営者や経営者を目指す人は、複雑なことを考え抜く高い思考力が求められる。
単純にしか物事を考えられない人は、複雑な世の中の仕組みを頭の中で整理ができず、方向性を見つけることは難しい。注意する必要があるのは、日常生活はどんどん簡略化されている点だ。
以前は電車に乗るためには路線図や運賃の計算をしなければならなかったが、今はスマホで検索すればすべてが簡単に調べられる。便利な世の中になるのは喜ばしいことだが、人の思考力の低下は免れないだろう。
思考力を上げるどころか、思考力を維持することも難しい世の中になりつつある。そのため、日頃から思考力を鍛える訓練をする必要があるのだ。
難しい本で思考力アップ
思考力をアップさせるためには、難しい本を時間かけてゆっくり読むことだ。自分の仕事に関係する本を読み、難易度が高く読み応えのある本を読むことで思考力は高められる。
思考力アップのための本としておすすめなのは、論理的思考力の高い人が書いた本だ。気を付けないといけないのは、書いている人が本質を理解できておらず、ただ難しい言葉が羅列されているだけの小難しい本だ。
学生の論文に多いパターンだが、難しそうに書かれた中身のない本は数多くある。
難しい本の見極め方
難しい本を読んで思考力を高めるためには、実際にいくつも本を読んでみるのが良い。レビューや口コミを参考にする方法もあるが、それだと思考力の成長には繋がらない。
自分で本を読み、すべて読んだときに心や頭がどれだけ刺激されたかが重要だ。
思考力を高めるためには、思考をフル回転させる必要がある。分からないことに対する興味や疑問、それを自分で導き出す能力こそが思考力だ。
