SKY GIRLSというアイドルグループをご存じだろうか。4人組のガールズグループだが、彼女たちは作曲家でありながら自分自身も歌手として活動しているプロデューサーのヤン・ジョンスン氏がマネジメントを行っている日本人K-POPガールズグループだ。
4年間のトレーニング期間があり、オーディションに参加した数百人の挑戦者から選ばれた。彼女たちは韓国のアイドルグループにいる外国人メンバーではなく、日本人のみで結成されたグループとして注目されている。過去に日本人のみのグループが韓国を拠点に活動した例はあまりない。
彼女たちが韓国に懸ける理由
現在、日本と韓国の関係は非常に冷え切っている。これまで日本で活躍してきたK-POPアイドルたちも日韓関係の悪化によって韓国に戻る流れもある。
なぜ、彼女たちが韓国で歌って踊ろうとしているのか?その理由は“好き”だからだ。単純明確で分かりやすい。
彼女たちは韓国の歌やダンスをこよなく愛しており、好きなことに懸けたいという気持ちが強い。
SKY GIRLSの実力
SKY GIRLSは、日本の有名アーティストのバックダンサーやMVの出演、NHKコーラス、ダンサーなどの経験を持っている。韓国国内のイベントにも出演しており、新人とは言えない経歴を持っている。
デビュー曲として公開したノッテムネは、速いテンポとサウンドにポピュラーさもあり、韓国ポップらしくノリが良い曲だ。
さらに、ノッテムネのミュージックビデオを手掛けているのは、韓国のミュージックビデオ業界において有名なキム監督だ。ライブの演出はもちろんのこと、パフォーマンスにも大きな期待がかかる。
今後に期待
悪化する日韓関係の現代において、韓国で新しく活動を始めようとするのはリスクもある。しかし、そんな逆境の中に置かれても自分の夢を叶えようとする姿勢は素晴らしい。
韓国で活動を始めたSKY GIRLSだが、少しずつ彼女たちの知名度も上がっている。歌やダンスに国境はない。政治的なしがらみを乗り越えて、彼女たちが韓国で成功する日が来ることを祈る。