コミュニケーションツールの普及に伴い、現在は電話やチャット、メール、SNSなどの媒体を使い顧客と交流を図っている企業も多い。コミュニケーションのプラットフォームが多様化したことはメリットだが、企業はどんなツールを活用してコミュニケーションを図るか悩みがちだ。
デジタル化が進むことにより、企業はデジタルトランスフォーメーションによる旧来のビジネスモデルから時代に合ったモデルへの移行が迫られる。新たなシステムを作るためには、今働いている業務フローを改善することが重要になってくるだろう。
■これらのコミュニケーションプラットフォームを一元化したサービス
多様化するコミュニケーションツールを一元化させ、コストをかけずに短時間でコミュニケーションを向上させるツールを提供するのがTwilioだ。
コミュニケーションプラットフォームを作る上で必要なプログラムをメインに、業務改善に使えるツールを幅広く展開している。音声やSMS、チャットに限らず、ビデオ・メールなどのコミュニケーションツールを組み合わせ、企業は幅広い課題を解決させることができる。
ちなみに、Twilioは2013年から日本でサービスを提供しているが、2019年から本格的に日本市場に進出することになり、日本でも話題になっている。
■新たな目玉となるのがクラウドコミュニケーションプラットフォーム
日本では知名度が低いが、世界ではクラウドコミュニケーションプラットフォームを採用する企業が増えている。電話やSMS、メールなどのツールを統合したプラットフォームで、コミュニケーションの方法をメインのプログラムを分離させる。
これらのツールは企業のシステムに組み込まれていたが、何かの機能を追加しようとするとプログラムを大きく書き換えなければならない。クラウドコミュニケーションプラットフォームはAPIで主システムと結合するため、安く速く機能の追加ができるわけだ。つまり、スピードやコストなどの課題が一挙に解決できるメリットがある。