LGBTQ

2023年のワールドプライドはシドニーで開催!南半球初

ストーンウォール50周年を記念し、レディーガガやマドンナなどの有名アーティストが集ったパレードは深夜まで及んだ。史上最高のプライドイベントになったニューヨークのワールドプライドは記憶に新しいが、2023年に行われるワールドプライドの開催地はオーストラリアのシドニーに決まった。

ワールドプライドとは?

毎年6月のプライド期間中は、各国・各エリアでプライドパレードが行われているが、これらのパレードとは別に世界レベルでLGBTをプロモーションするために行われているのがワールドプライドだ。

最初に行われたのは2000年だが、それから数年に1回のペースで欧州や北米の都市で行われてきた。大規模なパレードだけでなく、LGBTのクラブパーティーやフェスなどのイベントも開催されており、世界を巻き込むビックイベントになりつつある。

ワールドプライドの開催地はこうやって決まる

2021年に行われるワールドプライドはデンマークに決まっている。

その次の2023年のワールドプライドの開催地に、アメリカやカナダ、オーストラリアが名乗りを上げた。

ワールドプライドの開催地を決める方法は、InterPride参加団体がアテネで会議を行い、それぞれの候補地が自国で開催するメリットを紹介し、参加団体による投票も行われて決まる。

オーストラリアがワールドプライドの開催地に決まったのは、オーストラリアのこれまでのLGBT支援の取り組みが評価された形だ。

南半球でワールドプライドが開催されるのは初めてのことで、アジア太平洋地域でも初めてのことである。

Sydney’s bidding for WorldPride 2023!

日本もいつかはワールドプライドの開催地に

2023年の後にワールドプライドが行なわれるのは、これまでの流れから行くと2025年だ。台湾や日本のLGBT支援も活発になっており、世界的に話題になっていることから、これらの国が開催地になる可能性はゼロではない。アジア初を目指すという展開もある。

ワールドプライドの開催地が日本になれば、日本もLGBT支援に関する先進国の仲間入りと言えるだろう。