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子供のゲーセン利用が休日以外禁止!中国当局が指示した理由

中国の文化観光省はゲームセンターやコンピューターカフェに対し、公式な休校日以外に未成年者が入店してのゲームを禁止すると発表した。公式サイトの声明では、「ゲーム業界の健全な発展を助長や、国民の間で増大する良い生活への必要性を満たすための措置」としている。

もともと未成年の入店禁止の話しは出ていたが、具体的にどのような取り締まりをするかが決まっていなかった。ゲーム傷害の阻止に真剣な対応を示唆する狙いがあり、現実的な効果につながるのは不透明としている。

■中国のゲーム問題

中国政府によるゲーム障害対策に関して、登録年齢18歳以下のゲーマーが午後10時から午前8時までにオンラインゲームを行うことを禁止する措置を発表している。未成年者が平日にオンラインゲームに使用する時間は90分、週末や休日などは3時間にしている。

こうした取り決めは家庭のルールのように思えるが、中国ではゲーム依存が深刻化していると言われている。長時間にわたってゲームに熱中することにより、体調を崩してしまい死に至ったケースもある。

ただし、ゲームを含むネット依存については医学的な研究が不十分であり、ネットゲームに対する過度な規制につながる可能性も否定できない。

■ゲーマーにとっては複雑な心境

ゲームに熱中してきたプレーヤーにとって、ゲームの規制は複雑だ。ただでさえ、家庭や社会においてゲームを敵視する風潮にある中、国が規制をかけてしまうのは魔女狩りにつながりかねない。

また、オンラインゲームはコミュニケーションツールの一つになりつつあり、その中で生まれた新たなネットワークもバカにはできない。心の支えになり、それがストレス解消になる場合もある。

国がゲームを禁止させる法律を作るところは中国らしいと言えるが、ゲームが悪ではないという意見も少なくない。ゲーム依存も大きな問題だが、大きな力で国民の娯楽を奪ってしまうのも1つの問題と言えるだろう。