FOOD

未来の食事はどう変わる?食の未来を予想

人が生きる以上、食は欠かせないものだ。食の歴史は大きく変化しており、食事を十分に取ることができない戦時中の時代もあったが、今は飽食の時代と言っても良いだろう。スーパー、コンビニ、レストラン、フードショップなど、あらゆるところに食が溢れている。

食の歴史を見ても、ずっと同じ流れで来たわけではない。食のあり方について、今後どうなっていくのか気になるところだ。

未来の食は昆虫?

未来の食で期待されている食材の一つに「昆虫」がある。昆虫と聞くとぞっとするイメージを持つ人も多く、どちらかというと後進的な感じもする。しかし、現在の食の中心と言えば小麦、米、トウモロコシ、砂糖、動物性食品など、どちらかというとエネルギー摂取がメインだ。

大きく見ると食は均質化しているが、個々で見れば食は多様化が進んでいる。こうした中、新しい食として注目されているのが昆虫だ。昆虫は私たち人間が生活する上で欠かせない栄養分を効率的に摂取できる。動物性たんぱく質が多く含まれており、たんぱく質の摂取源として注目されている。

調理器具の進化

料理に欠かせないのが調理器具だが、電子レンジや鍋、フライパンなど、簡単に加熱できる器具が身近に溢れている。今後はロボットやAIなど、新しい技術を用いた調理法が増えると予想される。

極端な話をすれば、食に興味を持つ人はこだわりを持って食事をするし、食に興味がない人は完全管理化された食事を取る未来がくるかもしれない。食と健康の関係性は強く、食の個別化が進んだ未来社会において理想的な食事がとれるようになるだろう。

食の進化に比べて遅い人の進化

食はここ100年間で大幅に変化している。しかし、人の体はそこまで大きく進化していない。食の進化に比べて人の進化はかなり遅い。

変化する食に人間の体がどんな変化をしていくのかも気になるところだ。しかし、食を巡る技術は進歩しても食べることに対する人の心は過去も今も未来も変わらないだろう。