ゲイの世界にも出会いや別れが存在しているが、異性間の恋愛と比べるとオープンではない。LGBTがオープンになりにくい世の中というよりも、ゲイカップルの割合が圧倒的に少ないのが原因だ。
ゲイの恋愛ではオフィスや偶然の出会い、ロマンティックな出会いは少ない。日本のゲイ人口は13人に1人と言われているが、タイプの男性がいたとしても、その男性が自分と同じゲイとは限らない。
普通に生活をしていて、タイプのゲイと会う可能性は限りなく0%に近いと言っても過言ではないだろう。では、どうやってゲイは相手を見つけているのだろうか?恋愛しているゲイの多くはネットや、ゲイが集まるコミュニティを利用している。昨今で言えば、ゲイアプリが公開されて、ゲイの出会いがアプリを通してできるようになった。
ゲイの恋愛ステップ
一般的な恋愛と言えば、デート→キス→ベッドインという流れで行われる。女性と男性の異性カップルは男性に下心があったとしても、お互いを知るためにデートをして相手との距離を詰めて行く。
ゲイの場合は同じ男性ということもあり、本能に忠実な恋愛を楽しむ傾向にある。デートやキスというステップを無視し、そのままベッドインになるケースも少なくない。身体の関係から始まって、相手を知って恋愛関係に発展する方が多い。
ゲイの恋愛は短命になりやすい
ゲイの恋愛は短命になりやすいが、これは結婚相手や子供という生涯を共にする要素がないことが理由として大きい。
また、体の結び付きから関係がスタートするケースも多いため、心の結び付きが不十分になりやすいのも短命になる要因と考えられるだろう。
ゲイという小さな集団の中で、自分の理想の相手と出会えるケースも少なく、恋愛をしていてもどこか妥協している場合も多い。その結果、もっと自分には良い人がいると思うようになったり、満足できなくなったりもする。
その一方で、長続きしているゲイカップルがいるのも事実だ。やはりどれだけお互いに思いやりを持てるかが肝心となってくるだろう。