LGBTQがピックアップされるようになり、さまざまなLGBTQ支援が行われるようになった。LGBTフレンドリーを掲げる企業も急増しており、LGBTQに特化したサービスを行う企業も増えている。
最近では、LGBTフレンドリーの賃貸物件もあり、LGBTQが同棲する際に利用する場合もある。今回は、LGBTQカップルが賃貸物件を探すコツについて紹介していく。
不動産屋の公式サイトを確認する
LGBTQカップルに限ったことではないが、賃貸物件を借りる場合は、最初にインターネットで情報を集めて訪問するケースがほとんどだ。
LGBTQが不動産探しで最初にしておきたいのは、不動産屋の公式サイトをチェックして、LGBTQに対するサポートや支援があるのかどうかを調べておくことだ。
具体的にLGBTQというワードがなくても、「どんなケースでも相談ください」など、理由ありの人の相談も聞くというスタンスの不動産屋であれば相談しやすいはずだ。
担当者には最初に伝える
賃貸物件を探す場合、担当者と相談しながら決めていくのが一般的だ。担当者が決まったら、早い段階でLGBTQであることを伝えておくと良い。不動産会社のオーナーに自身がLGBTQであることを知られたくないという人もいるだろう。担当者にその旨を事前に伝えておけば、秘密を守りながら最適な物件探しの手伝いをしてくれる。
とはいえ、担当者にLGBTQへの理解がなければ難しい部分もある。どんな担当者に当たるかは運次第というところもあるが、最も確実なのはLGBTQフレンドリーの不動産屋を利用することだ。
基本的にLGBTQカップルだからと言って断られるケースは少ない
賃貸物件を選ぶ上で、LGBTQに対する理解はあった方がいい。しかしながら、LGBTQカップルだからと言って入室を断れるケースはほとんどない。一昔前なら違ったかもしれないが、現代にそんなことをしてしまうと差別と訴えられる可能性もある。
同性同士が一緒に住むケースは少なくなく、わざわざカップルと言う必要もない。こだわり過ぎると良い物件を見逃してしまう可能性もあるので、“友人としての入居”も選択肢に入れておくと良いだろう。