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お金に緩いゲイは注意!増えるリボ払いの債務整理!便利化の裏に潜む危険

キャッシュレスが急速に進む中、増えているのがリボ払いサービスだ。リボ払いとはリボルビング払いの略で、欧米で一般的に利用されている支払方法である。最近は日本でもリボ払いする人が増えており、コマーシャルで見かける機会も増えている。

リボ払いの仕組みは毎月の支払額を一定に設定し、金利と共に返済していくサービスである。分割払いと違っているのは、支払い回数を決めてしまわない点だ。一回払いや分割払いと違い、どれだけ高額なものを購入しても毎月支払う金額は一定になっているのが特長である。

リボ払いを続けて返済額が減らない人の中には、自己破産や債務整理などが頭をよぎる人もいるだろう。近年はリボ払いによって債務整理をする人が急増しており、任意整理や民事再生、最悪の場合は自己破産に至る。

■リボ払いのリスク

リボ払いの恐ろしさは、どれだけ高いものを購入しても支払い負担があまり変わらない点だ。しかし、毎月の支払い額が少ない代わりに、完済のゴールはどんどん離れていってしまうのがリボ払いの怖さである。

リボ払いで債務整理が必要になった人の中には、リボ払いは人の心の弱さにつけこむ仕組みだという声もある。法律で規制すべきという声もあるが、リボ払いを導入することでどうにか事業を維持している金融機関も多いので難しいところだ。

■債務整理にならないためにも

債務整理をしてしまうと、新たに金融機関でお金の借り入れができなくなることや、クレジットカードなどの金融サービスが利用できなくなる。キャッシュレス社会において、金融サービスの利用ができないのは厳しい。

債務整理にならないためにも、日頃から適切にお金の管理をすることが大事だ。また、債務整理によっては元本だけが返済できるように専門家を通じて債権者と交渉する選択肢もある。便利なリボ払いのサービスで自分の首を絞めてしまわないためにも、日頃から適切にお金の管理をすることが大事と言えるだろう。