2020年5月23日（土）に、秋田市駅周辺で「秋田プライドマーチ」が行われる予定だ。秋田プライドマーチのメッセージは、「ここにいるよ」である。秋田にもLGBTQが存在することを知ってもらい、お互いの多様性を認め合って秋田が住みやすい街であることをアピールする狙いもある。
すでに秋田犬をモチーフにしたフライヤーも発表されている。秋田公立美大のLGBTサークルが作成したものだ。ちなみに、秋田プライドマートの実行委員は、
・秋田公立美大のLGBTサークル
・国際教養大学ダイバーシティクラブ
・性と人権ネットワーク「ESTO」
などの団体で構成されている。秋田はLGBTの取り組みが盛んではないイメージを持つ人も多いが、2017年にはLGBT成人式も開催されており、上記団体を中心にLGBTQを理解し支援する取り組みの輪が急速に広がっている。秋田市にはゲイバーやニューハーフがやっているお店もある。
同じ東北の青森では2014年から、岩手では2018年からプライドパレードが行われている。北東北3県すべてでパレートを行っており、東北のLGBTQ支援の取り組みに対する熱量の多さが伝わってくる。
