ヨーロッパで最強のゲイタウンと言えば、ドイツ・ベルリンだ。ベルリンにはゲイカルチャーの長い歴史があるが、1920年代にヨーロッパのゲイの首都と表現されていた。
ベルリンには多くのゲイクラブやフェスティバルがあるが、イースターに開催されるフェティッシュウイークなどは中央ヨーロッパ最大のゲイやレズビアンなどの同性愛者の行事になっている。
■シェーネベルクは北欧最大のゲイタウン
シェーネベルクはベルリン西部の中心的な地区だが、有名な著名人が何人も暮らしてきた土地として知られている。クロイツベルク地区のバーやナイトクラブとは少し変わった雰囲気で、長い時間をかけて作られてきたクールな雰囲気が魅力の土地だ。
古くからゲイタウンとして発展してきたこともあり、マイノリティに対して寛容で偏見のないエリアである。居心地の良さに加えて、ベルリン有数の美しい通りがあることも魅力の1つになっている。
■有名なゲイバーと言えばSchwuZ
シェーネベルクには数多くのゲイバーがあるが、その中でも有名なのがSchwuZ
だ。ベルリンのゲイシーンの新興地域だが、ベルリンでのナイトライフの確立をしていると言っても過言ではない。
このクラブでの取り組みは、ロンドン・コール・アンド・マドンナニアンのようなイベントであり、テーマの音楽と衣装を取り入れているのが特長だ。若い人たちを魅了し、夕暮れから夜明けまで踊りに明け暮れる観光客も多い。
■人気のゲイバーと言えばMöbel-Olfe
シェーネベルクで人気のゲイバーと言えばMöbel-Olfeだ。ゲイだけでなくストレートも多く集まるお店で、ゲイとノンケの交流も盛んに行われている。クラフトビール、素晴らしい音楽、アットホームな雰囲気など、魅力がたくさんあるお店だ。
また、店内はオシャレなインテリアにカラフルな証明器具、レトロ調の家具を使った内装のヒップスターとなっている。観光客も多く、常連客もアットホームに出迎えてくれる。入店のハードルが低く初心者向けのゲイバーと言えるだろう。